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お客様の声・体験レポート - 前世療法(パストライフ・セラピー)

平凡だけど

洋子さん(仮名)は旦那さんとお子さん二人の4人家族です。お子さんも大学生と高校生で、小さい頃のようには手はかかりません。子育ても終わり自分の時間も十分に持てるので何か趣味でも見つけて楽しもうと考えているのですが、最近こんなふうに感じるようになってきました。「自分の人生ってなんて平凡なんだろう?」と。

 

若い頃は仕事も持っていてバリバリ働く女性だったのですが、結婚してからは主婦業に専念するようになり、子育てに追われる毎日になりました。でも、それも終わり心に穴が空いたような空虚感に悩まされるようになってきたのです。

「前世療法は以前から興味があって一度受けてみたかったんです。前世を知ることによって、今後の自分の生き方の参考になればいいと思うんですけど。」と洋子さんは話してくれました。

 

私は洋子さんを催眠状態に、そして前世へと誘導していきました。

「今どんな様子ですか?」の問いかけに、「結婚式です。私が新婦で夫の顔も見えます。もしかしてこの人、今の私の主人かしら? そんな気がするわ。親戚とか友人とかが集まってくれていて、すごくにぎやかで楽しそう。」

「では、その後の人生の様子を思い出していきましょう。」と私が誘導すると、「子供ができています。男の子と女の子。二人ともとってもかわいい。」と話してくれます。

「お子さんもできて、幸せな感じはありますか?」

「はい、とっても幸せです。夫も優しいし。すごくいい感じがします。」

「では、その後の人生も思い出していきましょう。その後はどんな人生になっていったのでしょうか?」と、私は誘導しました。

「年取っています。70歳位。子供や孫たちに囲まれています。私はベッドに横たわっています。病気かしら? でも苦しい感じはありません。とても穏やかです。」

「その後、どうなりましたか?」

「死んだみたいです。家族に囲まれながら。とても穏やかな死に方です。」

 

私は洋子さんに問いかけました。「今、思い出した人生から何か学べることはありますか?」

洋子は答えます。「家族の大切さ。平凡だけれど、とってもいい人生でした。心も穏やかで。特に高望みすることもなく、家族を愛し、人生を楽しんでいました。」

「では、そのことを今後の洋子さんの人生で生かせていけそうなことはないでしょうか?」

「前世の私が死ぬ時、また同じような人生を送れたらいいのにと思っていたみたいです。そして、それが今の私です。子育ても終わったけれど、子供たちもとてもいい子です。夫も優しくしてくれますし。だから今の生活は私が望んでいたことだったのだと思います。そのことに今まで気づかずにいました。だから空虚な感覚に悩まされていたんだと思います。平凡だけど、その平凡さの中に本当の幸せがあるのかもしれません。今の生活や今の自分を、そのまま受け入れればいいんだと思います。」

 

洋子さんは前世を思い出すことにより、大切なことも思い出したようでした。

(洋子さんの了解を得て、書かせていただきました。)

不安と悲しみを引きずって・・・

雅子さん(仮名)は結婚して5年になりますが、ご主人が病気になって死んでしまうのではないかという不安と悲しみに悩まされています。ご主人は健康そのもので、今までも大きな病気はしたことがないのですが、雅子さんはご主人を失ってしまうという不安・悲しみをぬぐえないのです。

 

「もしかしたら、前世でなにかあったのかもしれないですね。」と私が言うと、「前世なんてものがあるのかしら。でも私の不安や悲しみが解消されるなら知ってみたいです。」と、話してくれました。

そこで、雅子さんとのセッションは前世療法を行うことになりました。

 

私は雅子さんを催眠状態へ誘導していきます。雅子さんは催眠にかかりやすいタイプの方だったので、簡単に深い催眠状態へと入っていきました。そして前世へと誘導していくと次のような記憶がよみがえってきたのです。

 

「馬に乗ってものすごい勢いで走っています。江戸時代の武士のような感じです。気分は不安感でいっぱいです。とても焦っています。」と、雅子さんは話し始めました。

「妻が、妻が、死んでしまうかもしれない。」

雅子さんは前世の武士になりきってしまったような様子で、目から涙もあふれ出しています。

「奥さんは病気なのですか?」と私が尋ねると、「そうです。ずっと寝たきりで最近はとくに調子が悪かった。そして、危篤状態になったという知らせを受けたのです。」

 

その後に誘導していくと、部屋の中で奥さんが布団に横たわっていて顔に白い布がかけられた場面が出てきました。

「妻が死んでしまった。」と雅子さんは号泣します。深い不安が深い悲しみに変わったようです。

奥さんを失った後、武士としての務めを果たしながらも、悲しみを抱えたままの人生を送ったみたいでした。

 

推測すると、この前世での不安や悲しみが強烈だったため、それが潜在意識に残り、今の雅子さんもその不安・悲しみを引きずってしまっていた可能性があります。そこで私は雅子さんの潜在意識に次のような暗示を与えました。

「今世の雅子さんが抱えている不安や悲しみは前世で感じていたものです。でも、もうその人生は終わっています。ですから、今の雅子さんが不安や悲しみを感じる必要はないのです。今この瞬間からあなたの潜在意識は前世での不安・悲しみを手放します。そして今この瞬間から、あなたはもうご主人を失ってしまうんではないかという不安・悲しみは感じなくなります。」

 

催眠から目覚めた雅子さんは、「夢でも見ているようでした。あれが本当に私の前世だったのかしら? でも今はとてもすっきりしています。」という感想を語ってくれました。

私もその後の雅子さんの様子が気になりますので、セッションのフォローをいう意味で一週間後にもう一度お越しいただようにしました。

 

そして、一週間後のセッションで雅子さんはこう話してくれました。「とても不思議なんですけど、それまで感じていた不安や悲しみがなくなりました。とても穏やかにこの一週間を過ごせました。前世療法が効いたのかしら?」

 

どうやら雅子さんの潜在意識が過去の不安や悲しみを手放してくれたようです。この潜在意識の変化を、より確かなものにするためにもう一度催眠状態で前回と同じ暗示をかけ、雅子さんとのセッションを終了しました。

(雅子さんの了解を得て、書かせていただきまいた。)

神様の愛

幸子さん(仮名)は、特に悩みはないけれど前世療法に興味があり、自分の前世を知ってみたいという理由でお越しになりました。

私が前世へと誘導し、「今、どんな様子でとすか?」と尋ねると、「強烈な光が見えます。すごい光。」という答えが返ってきます。「何か感じることはありませんか?」と尋ねると、

「すごい光なんですけど、とても温かい感じがします。私を守ってくれているような光です。そう、愛を感じる。」

幸子さんは前世には戻らずに、中間世と言われる生と生の狭間(魂の状態)に戻った可能性があります。幸子さんは前世を知るよりは、この中間世で何か大切な体験をする必要があるのかもしれませんので、私はしばらく様子を見ていくことにしました。すると、幸子さんの瞳から涙があふれてきました。どうしたのかと思い尋ねてみると、「今まで、こんな幸せな気持ちになったことはありません。無条件の愛に包みこまれているような感じです。

その愛が私の中にどんどん入り込んでくるんです。とっても嬉しい。今ならすべてのことを許せそうな気がします。」

幸子さんが感じている光がいったい何なのか私は興味がありましたので、「その光は何だと思いますか?」と尋ねてみました。すると、こんな答えが返ってきたのです。「神様。」

「その光は神様なんですか?」と尋ねると、「そんな気がするんです。直観的に。私は今、神様に守られている。」

幸子さんの涙がとまりません。とめどもなく涙があふれてきます。おそらく至福の体験をしているのでしょう。私は先へは進まず、幸子さんに十分にこの体験を味わってもらうことにしました。

20分くらい時間がたったころでしょうか。幸子さんの涙もおさまってきました。

「今、どんな様子ですか?」と尋ねると、「とても落ち着いていて穏やかで幸せです。」

私は続けました。「では、神様に今の自分にもっとも必要なメッセージを伝えてもらってください。」

幸子さんは少し間をおいてからこう答えてくれました。「人を愛しなさい。私があなたを愛しているように、あなたも人を愛するのです。そうすれば、その愛はまた別の人へと伝わっていきます。愛の輪をつくりなさい。あなたの愛から地上を愛で満たすのです。」

幸子さんの口を通じて神様のメッセージがもたらされたようです。

「神様からのメッセージを実現できそうですか?」と私が尋ねると、「今ならできそうな気

がします。今ままでは人と一緒にいるよりは、一人でいることのほうが好きでしたし、人を愛する気持ちに欠けていたかもしれません。でも私は神様に愛されている。それがわかりました。だから、その愛を今度は他の人たちに向けていきたいです。」

最後に私は幸子さんの潜在意識に次のような暗示を与えました。「幸子さんは催眠状態から目覚めても神様の愛を感じています。その愛はなくなることはありません。そして、その愛を他の人たちと分かち合うことができます。幸子さんには、それができるのです。」

前世を知りたいという目的でお越しになった幸子さんでしたが、前世を知るよりも、もっと必要な体験をされたみたいでした。

(幸子さんの了解を得て、書かせていただきました。)

 

 

ミュージシャンになりたくて

義也さん(仮名)はプロのミュージシャンになりたいという夢を持っていますが、なかなかうまくはいきません。デモテープを作ってはレコード会社に持って行ったり、オーディションを受けたりの日々が続いていますが、最近は夢を追うことに疲れてしまっています。

そして、こんな疑問を抱くようになりました。

「自分は何でこんなにプロのミュージシャンになることを熱望しているのだろうか?」

義也さんは、この疑問を自分なりに解決したくて前世療法のセッションにお越しになりました。

 

義也さんは催眠反応も良く深い催眠状態にもなれる人だったので前世の記憶は出てきましたが、自分の疑問を晴らしてくれるような前世はなかなか出てきませんでした。そして、4回目のセッションの時にようやく次のような前世の記憶が甦ったのです。

 

催眠状態の義也さんに、いつものように私は尋ねました。「今、どんな様子ですか?」

義也さんは答えます。「今、綺麗な部屋の中にいます。ピアノがあってピアノを熱心に練習しています。まだ子供ですね。隣にピアノの先生もいます。」

「ピアノを弾くことは楽しいですか?」と私が尋ねると、「特に楽しくもありません。母親に強制されて練習しているみたいです。」と答えてくれます。

音楽に関係した前世がやっと出てきたみたいです。私はその後の人生がどうなっていったのかを探っていきました。

「今、二十歳位になっています。社交界のような場面です。みんな楽しそうだ。でも、僕はつまらない。そんな感じです。」と義也さん。

「なぜつまらないのですか?」

「自慢できるものがなんにもない。外見もぱっとしないし。女の子の気を惹くようなものがなんにもない。自信もないし。だからつまらない。」

社交界ということはヨーロッパの国の可能性が強いと思いましたので尋ねてみると、「そうです。中世のフランスです。僕は貴族の生れです。」と答えてくれました。

「では、その後の人生を思い出してみましょう。あなたの人生はその後、どうなっていきましたか?」

「ピアノで作曲しています。作曲家を目指しています。とても熱心に音楽に取り組むようになっています。」

どうやら義也さんは前世で音楽家を志していたようです。

「作曲家になりたくて、結果的になれたのですか?」と私が尋ねると、義也さんの表情が急変しました。苦痛に満ちた顔つきです。

「どうしましたか?」と私が問いかけると、こんな答えが返ってきました。

「苦しいです。なかなか良い曲ができません。世間に認めてもらえるような作品ができないんです。僕は認めてもらいたいんだ。作曲家として成功して、みんなに認めてもらいたいんだ。」 

 

その後の人生まで誘導していくと、前世の義也さんは音楽家として成功することができずに最終的にノイローゼ状態になってしまい、世間との付き合いを遮断して孤独に人生を送ったようでした。

「今、思い出した前世の記憶から何か感じられることはありますか?」と私が問いかけると、義也さんはこう答えてくれました。

「今世の僕もまったく同じです。僕は音楽は好きだけれど、それ以上に人に認めてもらいたくてプロのミュージシャンを目指していたような気がします。」

「それでは、前世での人生経験を生かして義也さんは今後どうしたらいいのでしょうか?」と私が尋ねると、「音楽はとりあえず辞めます。もっと自分に合った生き方を探してみます。そして10年後に、もし音楽を本気でやりたいと思い続けていたら、その時、またチャレンジしてみようと思います。今までの僕の夢は、僕のエゴによって作られていた夢だった気がするからです。」

義也さんは前世の自分を知ったことにより、今世の自分がなぜ音楽にとらわれていたのか、その原因をようやく悟ったようでした。

(義也さんの了解を得て、書かせていただきました。)