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人の行動や反応の仕方は、その人が意識していることによって左右されます。そしてその意識している部分は、普段私たちが気付いていない潜在意識なのです。潜在意識で知らず知らずのうちにマイナスのことを意識していれば、その人の行動や反応も好ましくないものになる可能性が強まるとも言えます。しかし逆に、潜在意識にプラスの認識やイメージをインプットすれば、自分のあり方も変わってくることが期待できます。
また、人の現実もその人の意識が創り出しているところが多いと言われています。「思考や思いは現実化する。」という言葉をよく耳にしますが、これは普段自分が考えていることや思っていることがいつのまにか潜在意識に刷り込まれ、その意識が現実を創造してしまうのです。ですから、日頃肯定的なことを考えていれば好ましい現実が表われる可能性があり、否定的なことを考えていれば嫌な現実が表われる可能性があるのです。
いわゆるプラス思考・マイナス思考です。
たとえば仕事をするとき、「どうせうまくいかない」と考えながら仕事に取り組むのと、成功イメージを持って、「うまくいっている」と考えながら、意識しながら取り組むのでは、それだけでも結果が違ってくることも多いのです。ましてそれが潜在意識レベルのことであれば、もたらされる結果に大きな差が出てくることは目に見えていることでしょう。
潜在意識にすばらしいイメージや認識をインプットするのに催眠暗示が役立ちます。催眠状態では潜在意識とのつながりが強まるからです。その催眠状態で理想とする自分や成し遂げたいことなどを暗示として、あるいはイメージとして潜在意識にインプットすれば、潜在意識のパワーによってそれが表面化・現実化してくる可能性が高まるのです(もちろん自分自身の努力も必要になります)。人によっては、過去のつらい体験のため潜在意識の中が乱れてしまっていたり、その体験に潜在意識が支配されてしまっていることもあるかもしれません。そのようなときでも、潜在意識の中を整理しバランスをとっていくような暗示や、潜在意識の方向を過去から未来へと切り替えていく暗示によって、自然と潜在意識のあり方が変わり、自分自身のあり方もバランスがとれてきたり、よりポジティブになっていくことも期待できるのです。
本人が本当に同意できることであれば、成果となって表われる確率は高いものになるでしょう。でも、表面的には同意していても深層心理ではそうでないこともあります。たとえば、どうしてもしたくないことや、どう考えてもありえないことであれば、いくら暗示をかけてもそれを拒否してしまうでしょう。また、自分のエゴを満たすためのことであれば、やはりうまくいかないかもしれません。ですから催眠暗示は本人の動機や目標設定の仕方が大切なことになってきます。 |